■ブラックでも作れるクレジットカードはあるのか

クレジットカードの審査になかなか通らないブラックリスト入りですが、実際に全く通らないのでしょうか。クレジットカードに問い合わせてみると多くの場合、「審査に影響を与える場合がございます」とか「発行は難しいですが審査してからの判断になります」といった回答を得ることができます。逆に考えるとどこのクレジットカード会社であってもキッパリと発行は出来ませんとは言わない傾向があります。つまり、ブラックに入っていてもクレジットカードは発行される可能性があるということです。

そもそもクレジットカードの発行とブラックリスト入りはどのような関連付けなのでしょうか。
クレジットカードは個人個人の支払い能力を信用してお金の利用を許可する借金の一部の形態です。ブラックリストに入ってしまう人はこの支払い能力の信用がなくなってしまった人のことを指しているのです。クレジットカード会社はカードを発行するポイントとして安定した収入による返済、明確な勤務地や居住地の把握を挙げています。前者はもちろん貸し倒れしないようにするための条件であり、後者は架空の人物を作り上げてクレジットカードの申込みをしていないかを判断するために使われます。通常、申込みをしている方々は一般的なクレジットカードの利用ですので後者については問題ないはずです。影響を与えるのは前者の安定した収入と支払い能力です。
ブラックリストに入っている人は信用が著しく少ないということは先にもお話しました。その具体例として考えられるのがこの安定した収入と支払い能力を有しているのかということです。過去に金融事故を起こしており、ブラックリストに入っているということは安定して支払いができなかったということです。この点を重く見てクレジットカード会社はブラックリスト入りした経験を持つ人にクレジットカードの発行をためらってしまうことも多いようです。

ですが、ブラックリストに入った経験があってもACマスタカードは比較的柔軟に発行の対応をしてくれます。クレジットカードの発行ですので信用情報機関を参照しその人がどのような経歴であったかはもちろん調査しますが、それと同時に社内独自の情報や条件によってクレジットカードの発行をしてくれます。通常のクレジットカード会社では対応してくれないようなこともオペレーターの方が真摯に対応し、発行に繋げてくれることも多いですのでブラックリストに入ってしまった方はまずはこのACマスタカードから発行してみると良いと思っています。

■ブラックでクレジットカードが作れないときには

金融事故を起こしたがためにクレジットカードが作れなくなると海外に行くときに不便となります。日本国内で生活しているときには全て現金で支払うようにすれば、多少高額を持ち歩く必要は出てきたとしてもなんとかやり過ごせると思います。特に日本はATMの設置台数も多いので、万が一手元にお金が無くなったとしてもあらゆる場所で引き出せる時代となっています。しかしながら海外ではこうもいけません。まず現金自体を多く持ちあるく文化が無かったり、両替の手間や手数料を考えたときにあまり大量に両替をしていかないことがあるからです。しかし、このときブラックでクレジットカードがなければ現金を持ち歩くしか方法は無いよう思えます、実際のところはどうなのでしょうか。

ブラックでクレジットカードが作れないが海外旅行などに行きたいときに必須となるのは、クレジットカードではなくデビットカードを作っておくことです。デビットカードはあまり聞き慣れないかもしれませんが、その性質としてはクレジットカードの機能と銀行のキャッシュカードの機能を少しずつ取り出してきたようなものです。大きく違うところとしてはクレジットカードのように与信という形で信用情報が与えられるのではなく、預金額という手元にあるお金を基準として利用範囲が決定されることです。現在あるお金を直接クレジットカードのように使えるのがデビットカードであり、クレジットカードのように信用情報の審査は必要としませんのでブラックであったとしても発行が容易に可能です。

クレジットカードのようには使用できますが、信用情報を取り扱わないので信用情報機関には何も通達されません。銀行の口座から自動的に使った分だけ減っていくのでここは仕方がないでしょう。クレジットカードに対してブラックの評価がされている方は、なるべく少額でもクレジットカードの支払い履歴を残すほうが良いと言われていますがデビットカードではこれは実現不可能です。

デビットカードは信用情報への影響がありませんので、良い面も悪い面もあります。海外旅行をするときなどにクレジットカードが発行できないとなると重宝しますが、日本国内で積極的に使いたいかと言われるとそうではありません。基本はブラックでも作れるクレジットカードに申し込んでみて相談をする、それでも無理な場合にはデビットカードを発行して海外での決算に利用するという程度の利用方法が無難であると考えられるでしょう。

■クレジットカードブラックでもETCカードがほしい

ETCカード自体には審査はありませんが、支払いに使用するクレジットカードには審査が必要です。そのためブラックになってしまいクレジットカードの発行が出来なくなるとETCカードの発行も出来なくなると考えられています。逆に考えれば何かしらのクレジットカードがあればあとはETCカードを申し込めばいいだけにもなります。
とはいえどもETCカードも無料で発行してくれるクレジットカード会社にブラックの方が申し込んでもなかなか審査に通るのは難しいのが現状です。そこで最近話題となっているのがクレジットカードの機能を有しないETCカードであるETCパーソナルカードです。基本的な使い方は通常のものと何ら変わりはなく、深夜割引といった部分も引き継がれています。そのためクレジットカードのブラックリスト入りでクレジットカードが発行出来ない場合にはこちらのETCカードを暫定としてでも使用することを検討してみましょう。
ETCパーソナルカードがブラックでも発行される理由は単純でクレジットカード機能を持たないからです。NEXCOや首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社らが発行しているこちらのカードはクレジットカード機能を持たないため信用情報機関を参照することもありませんし、そもそも審査という概念が存在していません。クレジットカード機能が存在していないため支払いは口座支払いとなりカード発行の際には引き落とし口座の設定が必要となります。また個別に発行してもらうカードですので、通常クレジットカードに無料で付いてくるETCカードではありますが年会費がかかってしまいます。またこれはブラックかどうかには関わりませんが、事前にデポジットとして最低4000円を入金をする必要があります。これは初回のみ利用されて支払いをせずに逃げるといったことがないように保険の意味で必須となっています。デポジットですのでここから何かしら支払われることは基本的にはなく、解約することになればそのまま返金される仕組みとなっています。そのため口座の入金を忘れてもここから差し引かれるといったような考えは間違っています。

ブラック入りしてクレジットカードが発行できなくなるとこういった部分にも支障が出てしまいます。ですが、世の中には現金派の人も多くいるためそういう人向けのサービスも提供されています。クレジットカードが使えない場合にはこのような現金派の人向けのサービスをまずは使用していくことが必要となってくるでしょう。

■クレジットカードの現金化はNG!規約違反はブラック入りになりますよ

街角やインターネットの広告でクレジットカードのショッピング枠を現金化する方法がそれとなく案内されていたりします。街角ではもはや「ショッピング枠現金化!!」といった隠そうとすらしていない業者も存在しています。あたかもクレジットカードの現金化は問題ないような書かれ方がされていますが、この行為は利用規約に抵触し即刻クレジットカードの解約にも繋がってしまいます。また強制解約は信用情報に記録されてしまいますので他のクレジットカードの審査や更新の際にもこの人はブラックだと教えてしまうことになります。

まず、クレジットカードの現金化の仕組みを簡単に確認してみましょう。まず業者が指定する商品をクレジットカードのショッピング枠を使用して購入します。そしてこの購入した品物を業者に購入額の6-8割程度の金額で買い取ってもらう仕組みとなっています。クレジットカードを使って買い物をすることで、現金を手に入れることが可能となるのでクレジットカードの現金化と呼ばれています。ですが、冒頭にも述べたようにクレジットカードで支払ったものを転売して現金を得る行為は規約違反でありばれれば即刻ブラックリストに入ってしまいます。また何より手数料が高すぎという問題点もあります。表向きの手数料は少なくしているものの、実はそれ以外に着手費用が掛かるなど後出ししてくる業者も多々ありこの方法が現金を得る為に賢い手段であるとは到底思えません。
ブラックリストに入る危険性を冒し、さらに膨大な手数料を払ってまで現金化をするならばもはや消費者金融で割り切って借りてしまったほうが言いとまでいえます。クレジットカードの強制解約によるブラックになるぐらいなら、金利は多少高くとも少しずつ金融業者に返すようにしたほうが余程賢明です。消費者金融の返済も遅れが続くと信用情報には傷が付いてしまいますが、強制解約になって一括返済を求められるぐらいにならなければ異動が付くこともありませんので比較するとはるかに安全だと言えるでしょう。

ショッピングカードの現金化はあたかも当たり前のように実現できるように書かれています。確かにクレジットカード会社にばれなければ問題ないですが、ばれた際には強制解約につながり一括返済を求められます。この一括返済にも対応できなければ結局信用情報に傷が付きブラックになってしまうので結論として何もメリットはないのです。

■ブラック入りしないために!支払い遅延してしまったときの正しい対処

ちょっとした勘違いから引き落とし口座にお金が入っていなかった。そんな時のために今回はクレジットカードの支払いが遅延したときの対処方法をご紹介します。適切に対応すればクレジットカードとはいえどもブラックリストに掲載されることはありません。逆に引き落としができなかったのに対応を怠るとブラックリストに入ってしまうことは間違いないでしょう。

・支払いが遅延してしまったときの対処法
口座を複数に分けているなどの理由で引き落とし口座に入金を忘れていたという話は良く聞きます。万が一これらの理由で引き落としに失敗してしまった場合はすぐにクレジットカード会社の所定の連絡先に電話を入れましょう。ポイントとしては自分で支払えなかったことに気づいて連絡をいれることです。入金されていないと連絡を受けるのは少し信用問題に関わってきます。
電話をすればオペレーターの方もプロですので、丁寧に支払い方法を紹介してくれます。すぐに支払える状況にあるのならば、再引き落としや口座振込あるいはコンビニの支払い用紙による支払いなどそのクレジットカード会社が用意しているもので支払います。どの支払い方法であっても入金されてからクレジットカード会社が確認するまでには数日を要しますのでクレジットカードの与信が解放されるのは入金からしばらく経ってからです。支払い遅延している状態なのでこの点は仕方ないと思って過ごすしかありません。
もし手持ちがなく引き落としに失敗した場合は、このままではブラックリストに入ってしまいます。そうならないためにも後からでも手数料を支払って分割払いにしてもらえないかなど2ヶ月以上連続で支払えない状況は作らないように相談することが大切です。61日以上全く入金がないとブラック扱いされてしまいます。1ヶ月あたりの支払額を下げてもらうことで少しずつでも入金していく姿勢を見せましょう。

・正しく対処すればブラックには入らない
クレジットカードの支払いが遅延してしまうとよくこんな話を耳にします。
・遅延したのでクレジットカードは利用停止/強制解約になってしまう
・ブラックリストに入ってしまう
といった話です。確かに間違ってはないですが正しくもありません。ブラックリストに入るのは遅延常習犯の方であり、1年に1回だけ遅延してしまったといった場合にはほぼどこのクレジットカード会社でも寛容に対応をしていただけます。ただ、多くのクレジットカード会社なだけであり厳しいクレジットカード会社もありますのでまずは遅延しないように気をつけてくださいね。